元町商店街の西側の始まりである6丁目。その手前の横断歩道で子供を肩車し、信号が青に変わるのを待っていると、横から声がかかる。「にいちゃん西元町の駅ってどこやろ?」見ると知らないおばあさんで、私は正面を指さし「そこやでほら。信号渡ってすぐのと…
私には、この世に生まれて来た瞬間の記憶がある。産声を上げる事も忘れ、外界の眩しさに耐え、この問題を解決しないと自分は先へ進めないぞと、出てきたばかりの体をタオルで拭かれながら黙考していたのだ。それは「ビールに一番合うつまみは何か」という問…
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